[新材料] 圧電フィルム(フッ素系有機圧電材料)「V series」のご紹介
この度、圧電フィルム(フッ素系有機圧電材料)「V series」を開発いたしました。
当社の圧電フィルム(フッ素系有機圧電材料)は圧電特性を有する高分子材料でつくられており、セラミックス系圧電材料(PZT等)と比べ比誘電率が低く、高い電圧出力係数(g定数)を示すため、機械➝電気変換(センサー)用途での応用に特に適しています。また柔軟性に優れており、曲面へ張り付けることも可能な材料です。
■特長
・柔軟で軽量、加工性が良い
・耐衝撃性、耐水性、耐熱性(<120℃)に優れており、化学的にも安定した素材
・一般的なPVDF材と比べ圧電性に優れ、33方向に明確な特性を有する
・音響インピーダンスが生体や水に近い
・鉛を使用していない(非鉛材)ため、環境負荷が小さい
■想定される用途
センサ:振動センサ、加速度センサ、歪みゲージ、脈拍・心拍センサ
音響:スピーカー、マイク、電子楽器ピックアップ
超音波:医療用超音波プローブ、探傷器、ハイドロフォン
その他:エナジーハーベスト 等
※ご使用の際は、貴社製品に実装された状態での評価を十分ご確認の上ご使用ください。
材料特性等の詳細は以下のリーフレットをご覧ください。
お問い合わせはこちらよりご連絡ください。